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岐阜大学地域科学部基金のご協力とお願い

岐阜大学は、「学び、究め、貢献する」地域に根ざした国立大学として知の創造と統合に努め、学術・文化の向上と豊かで安全な社会の発展に貢献する地方大学のトップランナーを目指しています。この理念の達成に向けて、深い専門知識、広い視野と総合的な判断力を備えた最先端な領域で活躍できる人材の育成や、科学技術、教育、地域課題などについて独創的、先進的な研究を行い、その成果を絶えず社会に発信し、地域にとって存在感のある、魅力ある岐阜大学へと発展すべく、教職員は一丸となって取り組んでいるところです。一方、平成16年度の国立大学法人化以降の大学の運営は、国から交付される運営費交付金が年々削減されるという厳しい状況にあります。今後、国立大学の生き残りをかけた経営戦略が激化し、財政基盤が弱い大学は淘汰される可能性もあり、存続の危機に直面することが危惧されます。

 このような中、地域科学部が更なる飛躍発展を遂げ、地域社会からの信頼と期待に応え、地域社会に貢献すべく責任を果たすためには、流動的・機動的資金の運用が可能である基金が必要であると考えるに至りました。このことから、後援会・同窓会員の皆様には入学時に会費を納めていただいておりますが、昨年、創立20周年を記念しまして、新たに「岐阜大学地域科学部基金」を創設し、更なる充実を図っているところでございます。

この基金による支援事業は、1.学生に対する学術交流協定校への留学支援、2.教育研究活動に対する支援、3.産学官連携及び社会貢献活動に対する支援、4.キャンパスの環境整備・充実に対する支援等としております。本基金は、多くの皆様のご協力により、地域科学部及び地域科学研究科の教育研究の向上及び、社会貢献活動を充実するための教育研究活動を支援し、もって優れた人材の養成に資することに活用させて頂きたく存じます。

 つきましては、卒業生及び保護者並びに地域科学部教職員等の皆様には本趣旨をご理解の上、格別のご支援を賜りたくお願い申し上げます。

     平成30年4月

地域科学部長 富樫 幸一

地域科学部後援会及び同窓会

後援会長 藤田 正司
同窓会長 浅井 彰子

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