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富樫教授が岐阜市図書館での催し「おとなの夜学」に出演しました。

2020年1月27日(月)夜6時半から、岐阜市立図書館で開かれた催し「おとなの夜学」に、本学部の富樫幸一教授がゲスト出演し、2020年1月29日(水)の中日新聞にも取り上げられました。

テーマは「再・岐阜は名古屋の植民地!?」-尾張と美濃の切っても切れない関係-。 「方言も食文化も近いものがあるけれど、妙に対抗意識を燃やしてしまう尾張名古屋との関係。関ケ原の戦い以降、尾張藩統治となった岐阜では、どのようなアイデンティティが築かれたのか、中世から近現代までを俯瞰して、この独特な関係の根源を探ります。かつて岐阜でベストセラーとなった『岐阜は名古屋の植民地!?』の著者である松尾一さんと、岐阜のことなら何でも知っている富樫先生とで、岐阜人とは何かを語りましょう。」という内容のイベントでした。

遅い時間にもかかわらず、市民ら約50人(定員50人)が参加しました。松尾さんは特に歴史・交通の観点や、これまで見聞きした経験などから、岐阜と名古屋についてユニークに語り、富樫教授(地理学)は複数のデータを基に、岐阜市や名古屋市など日本の都市の世界での位置づけや、進学、就職などにともなう人口の動きなどについて、客観的に説明しました。

催しでは、参加者からたくさんのコメントや質問が出されました。ゲストも参加者も一体となって語り合い、しばしば会場は笑いに包まれ、とても盛況でした。 参加者にとっては、岐阜市のこれまでや現状を振り返り、岐阜市の未来や、未来を担う世代への働きかけについて専門家といっしょに考える、良い機会になりました。