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大学院 地域科学研究科 - カリキュラム・ポリシー/ディプロマ・ポリシー

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

 修了認定・学位授与に関する方針を実現するため、以下のような教育課程を編成し、実施します。

  • 人文科学・社会科学・自然科学及びそれらの融合領域分野を幅広く学びながら自然と調和した地域社会について、専門的に探求することのできる高度な能力を育成します。
  • 社会生活と人間文化について広く学びながら自立的で協同的な社会システムとそれに相応した文化や社会的関係の在り方を専門的に探究することのできる高度な能力を育成します。
  • 地域社会の経済、行政、自然、生活、思想や文化を研究する授業科目を履修することによって、地域社会や人間文化の諸課題を総合的な視点から追究する新しい地域研究の方法を修得します。
  • 特別演習、二専攻に共通する選択必修科目、地域科学特別講義を設けて、学部教育で培われる能力に加えて、より幅の広い視野、より高度な専門応用能力、国際性を備えた地域社会の指導者たる専門職業人を養成します。
  • 現代の企業や行政の活動、市民社会に生きる個人の精神や文化的関心が直面する諸問題を適切に把握し、その解決の展望を得ることができる能力を育成します。

学修成果の評価については、全学的な申し合わせ及び各科目のシラバスに記載された成績評価項目等に基づき、授業目標への達成度により評価を行います。

修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

 地域科学研究科では、教育課程において所定の単位数を修得するとともに、地域の社会や文化が抱えるさまざまな問題 を、地域に根ざし地域から構想することで解決し、暮らしやすく平和で文化的に高度な地域社会を創り出すために必要な、より幅の広い視野、より高度な専門応用能力、より大きな国際性を備えた人に修士の学位を授与します。

 地域科学研究科では、岐阜大学で育成すべき基盤的能力を基礎として、以下の専門的能力を備えた人材育成に向けて、能力の修得・達成を保証するために、厳格な単位・修了認定を行います。

  1. 状況把握力と論理的思考力
    今日の地域社会で生じている、産業・経済構造、自然・生活環境、文化、生活意識などの急激で複雑多岐な変化を、高度な専門知識に基づいて把握し、先行きを論理的に展望することができる。
  2. コミュニケーション力と創造的思考力
    都市化、国際化、少子高齢化、地域分権化、自然環境の変化などが進行する中、新たな地域づくりへの要請に応えるために、市民との協働的な コミュニケーションに基づく思考により、豊かな地域社会と地域文化 の創造に参画できる。
  3. 課題発見力と課題解決力
    地域における産業や行政、自然環境、生活、文化等の具体的諸課題を発見し、高度な専門知識を用いて地域と連携しながら課題の解決に取り組むことができる。