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2016年度 公開講座「岐阜の魅力から「地域再生」を考える」のご報告(柳戸校舎)

 地域科学部では毎年公開講座を開催しています。今年度は6/13(月)に郡上高等学校において「岐阜の魅力から「地域再生」を考える」をテーマとした公開講座を開催しましたが、柳戸校舎においても9月24日(土)、25(日)に同テーマの公開講座を開催しました。

 近年、地域再生を進めていくにあたって、「地域資源」が重要なキーワードとして注目を集めています。9月24日(土)、25(日)の公開講座では、歴史学、文学、憲法、哲学、地理学の視点から岐阜の地域資源を具体的に発掘し、岐阜の「地域再生」を考える手がかりを提供するよう努めました。講座の各内容は以下の通りです。

<9月24日(土)>

  • 社会科教育を中心とする学校教育と歴史博物館との連携がまちおこしに貢献!!(黒田隆志:前岐阜市歴史博物館長)
  • 清流長良川の文学の魅力-舟橋聖一『白い魔魚』を読む―(林正子:日本近代文学)
  • 憲法から見た岐阜の宝(近藤真:憲法) 

<9月25日(日)>

  • 長良川おんぱく(蒲勇介:NPO法人ORGAN理事長、長良川おんぱくプロデューサー)
  • 岐阜県の産業遺産(稲生勝:科学哲学) 
  • 長良川流域から伊勢湾までの循環型地域をめざして(富樫幸一:地理学) 

 2日間の公開講座は大変好評でした。以下はその声の一部です。

  • このところ岐阜→鵜飼→歴史に関心を抱いていたので岐阜再発見におおいに役に立ちました。今回は入り口にすぎないかと思いますが、これから深めていきたいです。
  • 今回の講座を受けて文学や憲法、地理などの様々な視点から地域の問題点や魅力的な点などを捉えることができました。それをどのように行政・企業・市民が連携して解決していくかを考えるのにこの講座内容を参考にさせていただきたいと思います。
  • とても分かりやすい内容で、特に岐阜で生活する意義を感じられた。こんなに地域を愛し、地域を育てたい気持ちがガンガン響き、大切に生きたいと思う。できれば大垣・養老あたりでも公開講座をしていただけると嬉しい。
  • いろいろな視点からの地域再生があること、特に具体的事例を掲げられた講座となっていたので非常にわかりやすかった。
  • この地域に暮らしているという実感・誇りをもっと探してみたくなりました。初めての参加でしたが、大変楽しく聞かせていただきました。毎年開催されているとのことで、都合が合えば、また参加させていただきたいです。

 地域科学部は、理系の研究者も文系の研究者もいる学際的な学部です。今回のテーマにかぎらず、今後も総合的・学際的に研究する学部として研究・教育・社会貢献事業の実践に努めて参りたいと考えています。

(2016年度公開講座委員長:宇山 翠)

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