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【ご報告】「高校生のための街なかオープンカレッジ2022 in 東美濃」を開催しました

 10月2日(日),中津川市で「高校生のための街なかオープンカレッジ2022 in東美濃」を開催し,県内の5校から16名のご参加がありました。今年度は「地元の見慣れた風景をいろいろな『学」を通して再発見する』,そして「『地域」を『学」として探求することで『地域で生きる」ことの意味と醍醐味にふれる』を主題とし,大学での学びを体感してもらいました。

 午前の部では,中津川中央公民館で,本学部の富樫 幸一特任教授の趣旨説明のあと, holidaypark ROASTWORKSの原房枝さんから「街にカフェを゛つくるまで"と゛できてから"」という実践的なお話をしていただきました。また本学部の合掌顕教授からは,「人間行動の特性からソーシャルキャピタルへ-『居方と居場所の心理学』について」とのタイトルで学問的な見方を提示していただきました。さらに,現役大学生から地域研究実践報告と大学生生活についての紹介があり,参加した高校生は興味深そうに聞いていました。

 午後の部では,実際に中津川市本町商店街のまちあるきに繰り出し,杉本屋商店,はざま酒造,川上屋,矢野書店,コアガリなどを見学しました。ふだんあまり気が付かないことを教えてもらったり,実際に街の人の声を聞いたりなどして,高校生たちはこれまでとは違う視点で「まち」を再発見することができました。

 その後,中津川市中央公民館に戻り,参加者はグループに分かれ,岐阜大学地域科学部の学生とともにワークショップを行いました。午前中のお話で考えたことや「まちあるき」で気がついたことなどをグループ内で出し合い、さらに本学部三谷晋准教授の司会により,全体で活発な議論を交わし、考えを深めていきました。

 参加者からは、「色々な町の人の話を聞けて,改めて自分の町について深く考えることができました」や「中津川の本町を見てまわってまちづくりについて知ることができたため,自分の市のまちづくりでも生かせることを考えたいと思った。」,「ぼんやりとしたイメージだったが,はっきりとしたイメージになってもっと岐阜大学に入りたいと思った」等,大いに啓発されたことがうかがえる感想が寄せられました。

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