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【ご報告】「高校生のための街なかオープンカレッジ2023 in 東美濃」を開催しました

 10月15日(日),恵那市で「高校生のための街なかオープンカレッジ2023 in東美濃」を開催し,県内の4校から10名の参加がありました。今年度は「多彩な分野から学べる:経済学・法学,まちづくり・自治・環境・文化・社会」,そして「大学から,就職,社会や地域に開かれていくために」を主題とし,大学での学びを体感してもらいました。

午前の部では,恵那市共同福祉会館で,本学部の三谷晋准教授の趣旨説明のあと, 株式会社ハラカラ共同代表の柄澤一樹さんより「恵那峡が意外とにぎわっているワケ-恵那エリアの観光とまちづくり」という実践的なお話をしていただきました。また,本学部を退職された富樫幸一名誉教授からは,岐阜市のまちあるきとして柳ヶ瀬の現在の状況等の話がありました。さらに,現役大学生(地域科学部4年)から地域研究実践報告と大学生生活についての紹介があり,参加した高校生は興味深く,また,楽しく聞いていました。

 午後の部では,実際に大井宿の町並みのまちあるきに繰り出し,「旅館いち川」,「あまから」などを見学しました。ふだんあまり気が付かないことを教えてもらったり,実際に街の人の声を聞いたりなどして,高校生たちはこれまでとは違う視点で「まち」を再発見することができたようです。

 その後,参加者は2グループに分かれ,岐阜大学地域科学部の学生,教員とともにワークショップを行い,午前中の話から考えたことや「まちあるき」で気がついたことなどをグループ内で意見交換を行い,三谷晋准教授の司会により,グループ毎の発表により活発な議論を交わし、考えを深めていきました。

 参加者からは、「自分が知らなかった中山道について知ることができてよかった」,「街づくりについての意見交換が楽しかった」,「地域活性化するための取り組みがよくわかった」,「町づくりの仕事に興味をもった」,また,大学では「地域についての様々な実習を行っていることを知った。」等,大いに啓発されたことがうかがえる感想が寄せられました。

 なお,今回のオープンカレッジでは,社会システム経営学環の三井栄教授も参加し,大井宿のまちあるき,その後のワークショップへの参加および社会システム経営学環で行っているまちづくりの取り組み等の説明もありました。

 参加した高校生にとって,地域科学部および社会システム経営学環の2学部のまちづくりに関する取り組みの話を通じて大学で地域を学ぶことの面白さに触れることができ,有意義で貴重な時間となったようです。

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