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【ご報告】「高校生のための街なかオープンカレッジ2021 in 東美濃」を開催しました

 10月17日(日),「まち」を素材に「研究」する,「まち」を素材にまちづくりを考えることを主題として,恵那市で「高校生のための街なかオープンカレッジ2021 in東美濃」を開催し,県内の4校から15名のご参加がありました。

 午前の部では,岩村コミュニティセンターで,本学部の富樫幸一教授により今回のオープンカレッジでは,いろいろな専門分野の見方を通じて,大学での学び方を体験してもらいたいなどの話があり,岐阜市女子短期大学の加藤祥子先生および城下町ホットいわむら会長の佐々木繁典さんより,それぞれ「環境共生に向けたストック形成-古い建物利活用できる仕組みを作って,環境にやさしい社会へ」および「まちづくり計画~誇れる町,賑わう町,潤える町へ~」について話を聞き,その後,現役大学生による大学での学びについての紹介や,本学部の甲斐智大助教による高校と大学の学びの違いを聞き,参加した高校生は興味深く聞いていました。  
 午後の部では,実際に岩村の城下町(重要伝統的建造物群保存地区)のまちあるきに繰り出し,Hyakkeiなどを見学し,城下町ホットいわむら会長の佐々木さんから城下町の見学ポイントについて説明を聞きながらまちあるきをし,高校生たちは普段の生活では気づかない「まち」を再発見することができました。

 その後,岩村コミュニティセンターでループに分かれ,岐阜大学地域科学部の学生も各グループに加わりワークショップを行い,まちあるきで気がついたこと,今後の午前中のトークで考えたことなどについて意見を出し合い、ファシリテーターである本学部三谷晋准教授によって活発な議論を交わすことができ、考えを深めることができました。

 参加者からは非常に好意的な感想をいただきました。いくつか紹介しますと、「着目する関点について学ぶ内容や活動が全く違うことに改めて気づけた」,「自主的に研究するものの対象を決めたり,それを深めていくことが大切であることを知りました」,「小さな学びから大学の研究テーマにつながることを知った」等です。

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