専門セミナー

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 2年次後学期から始まる専門セミナーは、地域科学部における教育の基軸となるものです。各教員それぞれの専門分野について、少人数で開講され、学生の関心・能力に応じたきめ細やかな指導が、4年次の卒業研究まで一貫して行われます。
 各専門分野によって、運営形式は様々ですが、どのセミナーも、学生の関心により近いテーマでの研究を通して、講義や実習とは異なったおもしろさがあります。セミナーでの議論や思考を通して、問題を発見し、解決する能力を養成することもねらいとしています。
 一口に地域科学といっても、そこには対象となる現象が多種多様にありますから、専門セミナーで学ぶテーマは、『地域』を考える上での軸足となります。学生にとっては、セミナー以外の科目は、セミナーを中心に有機的に関連付けられる、ともいえるでしょう。
 また、学生は専門セミナー担当教員の所属する講座によって2つの学科への所属が確定します(地域政策・地域環境の両講座は地域政策学科、地域文化・地域構造の両講座は地域文化学科)。

各セミナーの紹介

<地域政策講座>
<地域環境講座>
<地域文化講座>
<地域構造講座>
学生の声
2014年度入学 伊藤颯さん
seminar_ito.jpg  地域科学部は様々な分野を学べるため、他学部からはなにをしているか分からない学部とよく言われます。しかし、それが地域科学部の売りの1つでもあります。自分で選んで好きなことをできる学部であるため逆に言えば自分から進んで勉強しないと何も手に入りません。たくさんの講義がある中から、興味のあるものはもちろん少し気になるもの、自分の分野とは全く関係ない授業も取れるので幅広い勉強ができます。
 私は2年後学期から、伊原先生の社会学セミナーに所属しています。いろいろなことに興味を持った仲間と議論する時間は有意義なもので、とても刺激を受けます。同時に、学生主体のゼミであるため、議論の運営の仕方や構造についても学ぶことができます。
 地域科学部は2年生からコース選択があるため、1年生の間に幅広い分野を学び自分のやりたいことを見つけることができます。自分の興味のあることを見つけることも、磨くこともできる学部です。セミナーも少人数であるため、先生や仲間と深く関わることができ、楽しく学ぶことができます。
2013年度入学 西尾健吾さん
seminar_nisio.jpg 地域科学部は自分が興味を持った科目を文系科目、理系科目関係なく履修できることが特徴です。もともと興味のあった「生物学」や、大学入学後に関心を持った「経済学」、その他たくさんの科目を学習しました。このように異なった分野を自由に学ぶことができ、非常に満足しています。その結果、物事を様々な視点から見ることの面白さを感じられるようになりました。
 2年後学期からは、専門性を身につけるために専門セミナーに所属します。私は生物学について深く学びたいと考え、自然環境保全に取り組んでいる肥後セミナーに所属しています。研究室では、植物生態学についての英語論文の輪読や、自分が興味を持った論文を紹介したりすることでセミナーを進めています。また岐阜県土岐市にある湿地に生育するシデコブシ・ヘビノボラズを調査するためフィールドワークに出かけることもあります。これらの植物は東海地方固有で、絶滅の危機にあります。私は卒業研究としてヘビノボラズを保全するためのヒントを探すために調査を行っています。
2013年度入学 高永新さん
seminar_kou.jpg私は、牧秀樹研究室で言語学を探求しています。「言語学」と聞いたら、何語が最も難しいかなどを勉強すると想像するかもしれませんが、牧研究室では、言語の難易を判断しません。 そうではなくて、世界中の言語がどのような構造をしているか、更には、言語と言語の間にどのような関連があるのかを調査しています。 英語や日本語はもちろん、興味があれば、各自の母国語を研究しても良いです。例えば、中国語、モンゴル語、韓国語等についての研究も行われています。
 留学生の私は、将来、就職する時にも、また、生活のためにも「技」を身に付ける必要があります。その第一は、他人に自分の考えをうまく伝えることで、「話す能力」が重要な「技」だと思います。 その一環として、私は、昨年山梨大学で行われた中部地区英語教育学会において、英語で口頭発表をしました。このようなことを通して、パワーポイントを扱う能力や、聴衆の前で話す能力を高める訓練をしています。
2012年度入学 井手崇裕さん
seminar_ide.jpg 地域科学部では、自分が学びたい分野の科目は文科系、理科系関係なく、また所属する専門セミナーに関係なく履修することが可能です。様々な分野を学ぶことで物事を多角的かつ複眼的に見ることの面白さを体得できます。さらに自分自身が一番興味のある分野を実際に学ぶことで発見できるという利点があります。
 私は2年後期から三井栄先生の近代経済学セミナーに所属し、3年前学期までに現代経済学の基礎であるミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学を学びました。私の研究アプローチはExcelを用いて客観的なデータ分析をして主観的に経済分析を行っています。これは社会現象の傾向やアンケートの分析などにも応用が可能です。 また、3年後学期は私が関心を持っていた「まちづくりの成功」の定義についての論文を作成しました。
 まちづくりについて考える上でも、経済的な視点やその分析手法だけでなく、これまでに地域科学部で学んだ他の分野の蓄積は活かされています。広い視野から研究を行うことができるのは、この学部の大きな強みです。
2012年度入学 浅野滉耀さん
seminar_asano.jpg地域科学部は、様々な分野の学問を学ぶことができ、幅広く知識を身につけることができる学部です。
 2年生後学期から配属されたセミナーでは、僕は主に物理化学を勉強しています。分子が存在する確率密度を求めるための方程式を解いたり、そのために必要となる数学的知識を身につけることに努めています。 また、実際に化学反応というものを視覚的に体験するために、化学実験も行います。僕は高校の時、文系の学生だったのですが、現在では、肉眼では見えない分子というものを、 様々な条件や方程式などを用いて段階を踏んで具体化させていくことに関心を覚えています。
 サークル活動としては、よさこいサークルに所属しています。よさこいとは、高知県発祥の鳴子踊りのことで、見てくださる方に元気や感動を届けられるよう大きな声と笑顔で踊り、 チーム全員で力を合わせて一つの演舞を作り上げようと、日々楽しく練習に励んでいます。よさこいを好きになり、そしてよさこいを通じてたくさんの人に出会うことができ、とても嬉しく思っています。
2011年度入学 山内梨奈さん
seminar_yamauchi.jpg今の日本の社会に限らないかもしれませんが、社会の多数派の人々と「異質」な人々の存在というのは、隠されたり、排除される傾向にあると思います。 そんな「異質」な存在の一つに、さまざまな理由から、知的・精神的・身体的に障害を抱えている人々を挙げることができます。しかし、当たり前の話ですが、こうした人々も、社会の多数派である「健常者」と同じように、日々を懸命に生き、また自らの幸せを追い求めているのです。
 私が所属する土岐セミナーでは、主に発達障害児の心理学を学んでいます。このセミナーに入るまで、発達障害児のことをまったく知らなかった私にとっては、セミナーで学ぶことすべてが新鮮かつ刺激的なことばかりです。 4年生になった現在は、発達障害者のみんながメンバーである、劇団「ドキドキわくわく」の活動に参加し、メンバーのみんなが劇団の活動を通じて、心理面において、どのように変わっていくのかを学び、その成果を卒業論文でまとめる予定です。

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